レヴェナント:蘇えりし者(ネタバレ)

レヴェナント:蘇えりし者(原題:The Revenant)
日本公開日:2016年4月22日
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ トム・ハーディ ドーナル・グリーソン他


予告編


好み度:80点(映画館でなら…?)


感想:難しいような簡単なような癖のある映画?


こんにちは。GWが終わってもうあっという間に5月も半ばですね。

僕が住んでいる愛知県某所はこの3日間夏日でもはや初夏。

仕事?ああ問題ない、なぜなら俺はもう死んでいるから!

では公開から1ヶ月近く経ってしまいましたが、『レヴェナント:蘇えりし者』感想です。

いやあ、なんだか不思議な映画でした。少なくとも万人には勧められないですねえ。

後で詳しく書きますが、思っていた以上にグロイのと、目を背けたくなるシーンが結構あります。
※僕の隣は30代くらいの女性とそのお母さまかおばあさまの二人組でしたが、お母さまのほうは終始「うわ・・・」といって下を向いてしまうことが多々ありました。かわいそうに…

ストーリー自体も決してスッキリするようなものでもないので、グロ耐性があってもカップルや友人同士でわいわい行くのも無理かな。

※盛大にネタバレしております。











まずこの映画は点数をつけるのがすんごい難しかったです。

俺はこの映画を好きなんだろうか?嫌いなんだろうか?映画館で観たからよかっただけなのか?などなど。


というのも個人的には話は全然つまらない!

予告編では「死んだと思っていたレオ様が実は生きていてトム・ハーディがびくびく逃げながら最後は追いついて直接対決!」的な復讐物を期待していたのですが(いや実際にはそういう話なのですが)、復讐を始めるまでとトム・ハーディが復讐に気づくまでめっちゃ時間かかる(笑)。

なので実際には奇跡の生還から全身けがだらけのレオ様がどうサバイヴするかっていうむしろサバイバル映画だったというね。

「いや、お前そんなことも知らずにのこのこ観に行ったのかよ」というほかないのですが(苦笑)、ちょっと「本当に期待していたものとは違った」という自分勝手ながっかり感は多分にありましたよという。

とはいえ本作は間違いなく映画館、それも大画面スクリーンで見る価値がめっちゃあります。

迫力ある緊迫感あふれる戦闘シーンやグロさえも美しくみえる映像の数々。

その理由をつらつら書く前にとりあえず「つまんなかった」ポイントをちょこちょこと書いておきます。

①幻想シーンが失笑レベル

途中レオ様の死んでしまった先住民の奥さんが幻覚?スタンド?として何度も登場するのですが、いちいち笑いを誘うかのような登場をする。

いや、その浮き方はねえだろうとか表情が妙に挑発的だったりとか、言っている意味がよくわからない(ここら辺は宗教観とか物語上必要な哲学的語りなんでしょうけれども)。

多分「いやいやあのシーンの構図やセリフにはきちんと深い意味がある」ということなんでしょうけど、申し訳ないですがこの映画のそういう幻想シーンは退屈でした。


②復讐までが長い

身もふたもない不満点ですが、復讐を本格的に始める段階までがながーいと思ってしまいました。上の幻想シーンの多さも相まって、少し冗長に感じました。GW中の仕事終わりに観たから単純に僕が疲れていただけかもしれませんが(笑)。


―ぱやし的好きポイント―

①戦闘シーンがすさまじい

・冒頭の先住民の襲撃
・クマさんVSレオ様
・クライマックスのレオVSトム

どれも素晴らしいです。すでに多くの方々がブログやTwitter等で言われていますので改めて僕が詳しく書くまでもないですが、冒頭に先住民襲撃シーンは本当にどこから矢が飛んできて誰が死ぬかわからない緊張感がありますし(実際に戦場にいるみたい)、クマさんとの戦闘は本当に一人演技とは思えない壮絶な戦いぶり。クマ襲撃シーンも一度死んだふりからの再襲撃は本当に心臓がバクバクしました。

クライマックスの直接対決も綺麗な殺陣のようなものとはいい意味でほど遠い泥試合。斧で指が切断されたりするあたりは、生身の人間ががちで命を懸けている生々しさで鳥肌が立ちました。

VS先住民
VSクマ
VSトム・ハーディ

この三つを観に行くだけでも映画館へ足を運ぶ価値が間違いなくあります。なお、どの戦闘シーンも平気で目がえぐられたり、信じられない傷の開き方等、本当に目が痛くなるシーンが多々ありますのでそういうのが苦手な友人や家族は誘わないほうがいいでしょうね…。


②俳優さんたちはさすがの演技

主演のディカプリオ、助演のトム・ハーディはアカデミー賞獲得&ノミネートも大納得の演技でしたね。WOWOWでアカデミー賞授賞式を観た時にイニャリトゥ監督が「レオ、君こそレヴェナントだ。精魂こめて演じ切ってくれてありがとう」的なスピーチをしていたかと思いますが、本当にここまでやるか!っていうすさまじい気迫あふれる演技が見えます。


このディカプリオ演じるヒュー・グラスも本当にすごい人でして、

・生き残るためには傷口に塩ならぬ火を炙りつける
・飢えをしのぐためなら川で生きてる魚捕まえてそのまま食す
・バイソンかなんかの生レバーにもかみつく
・吹雪をしのぐために馬の死体から内臓をごっそり取り出して馬の体内で暖をとる

いやあ、本当にびっくらこくシーンが多かったですねえ…個人的なお気に入りは馬の体内に入っちゃうことですね。その発想はなかったわ!というね(あっても困りますが)。

トム・ハーディも憎まれ役を完璧に演じてましたね。こいつは復讐されてもしょうがない!

でもこの敵も同情の余地は結構あるなあと思いましたけどね。先住民に昔頭を削がれた経験があり(恐ろしい)、同じ隊にその憎き先住民とできちゃって子供まで生んだグラスがいてその息子まで帯同している、さらには金持ち隊長(たぶん若い?)がやたらグラスに肩入れしていると。そりゃあまあおもしろくないよね。

そんな鬱憤と自分が認められない自尊心との葛藤みたいのが日に日にたまってあのような行動に出て、さらには最終的に体調をも殺して頭を剥いでしまう。そして自分を追いつめるグラスに「こんなケチな復讐のためにきたのか?」と悪態をつく。うーん、なんかかわいそうだ。

その殺されちゃう金持ち隊長を演じていたドーナル・グリーソンも良かったと思います。意外にも?というのは失礼ですが、ああいうむさ苦しい映画に出ても存在感出せるんだなって。

僕は彼を一番最初に知ったのは『アバウトタイム 愛おしい時間について』だったので、どちらかというとあの映画のようなちょっとなよなよしてるけど優しいいい人!というイメージだったので。「若くして隊長になり、部下を見捨てきれない高潔な精神(と理想)を持っている」人物像がいい感じにはまり役でした。


ドーナル・グリーソンと言えば6月に日本公開される『エクス・マキナ』が個人的にめっちゃ楽しみ!です。
予告編




―観終わった後に考えたこと―

そういえば僕はこれまでの人生で「絶対に復讐したい」「殺したいほどむかつく」という経験ってないなあ…とか思いました。そりゃ部活や仕事で何度もケンカや冷戦はしてきてますけど、なんというかそこまで興味が持てないといえばいいんですかね(苦笑)。

フィッツジェラルドが「こんなケチな復讐のために」というセリフがありますが、これは子供や愛する人がいないから「ケチな復讐」と思うのか、愛する人を奪われたらやはりグラスのように復讐の鬼となるのか、今後の自分自身が少し気になるところです(どうでもいい)。
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スポットライト 世紀のスクープ(ネタバレなし)

スポットライト 世紀のスクープ(原題:SPOTLIGHT)
日本公開日:2016年4月15日
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ マイケル・キートン レイチェル・マクアダムス他


予告編



好み度:80点


感想:単なるジャーリズム伝記にとどまらない、ハッとさせられる一作


こんにちは。もうGWも後半戦ですね。

私はというと、2日(月)の出勤日に実に60万円分の売り上げ計上をミスっていたことが発覚し、曇天すぎる気分でこの3連休を過ごしている次第です(苦笑)。6日の会議で晒上げ確定&多分初の始末書作成な事項なので、必死に言い訳を考えるorどうせ怒られるのでおとなしく「はい、すいません」を繰り返すかどっちしにしようかなー。


さてさて、そんなブルーな私ですが映画を観るときや運動しているときは話が別でそんな欝々とした気分はどっかに飛んでしまうもの。趣味があるっていうのはそういう素晴らしさがあるかもですね(適当)。

大学院を修了するときに、ある教授に「君たちの仕事に直接な貢献はないかもしれない。でも仕事以外に真剣に『別の自分の世界』を持っている、または知っているということは、良いことです」と言われたことは今でもそうだなーって思います。


相変わらず雑な前置きが長くなってしまいましたが、アカデミー賞・作品賞&脚本賞受賞ということで話題の『スポットライト 世紀のスクープ』を愛知県のとあるムービックスで鑑賞してきました!


―あらすじとか―
ボストン・グローブ紙の「スポットライト」欄は新聞では珍しい、ある一つの事件や案件を徹底取材して長期連載する部署。そんな中2001年にグローブ紙に新局長として「よそ者」のバロン(リーヴ・シュレイバー)が就任。彼は暗黙の了解的にこれまであまり取り上げられなかった「神父による子供たちへの性的虐待」にメスを入れる方針を編集会議で打ち出し、「スポットライト」がそれを担当することに。ロビー(マイケル・キートン)をリーダーにスポットライトチームは極秘に被害者や弁護士に取材を進めていく。


―ぱやし的好きポイント―

①純粋にストーリーが面白い


アカデミー脚本賞を受賞している時点で当たり前かもしれませんが、まず単純にストーリーが面白いです。

「神父による性的虐待」という、大変に重い題材ではありますが、神父個人の虐待描写などは一切ありません。登場人物が多い(文字だけ・声だけの登場も含めて)ので、自分の中で整理するのが少し大変ですが、それ以外に特段難解で複雑な人間関係云々もあえて省いている印象。

面白いと思ったのはスポットライトチームの記者目線の描写に完全に絞っていること。裏で実は誰と誰が暗躍していて~というような裏描写もありませんし(一部バロン局長の単独行動はありますが)、主人公たちのあずかり知らぬところで、真相が観客に明示される(登場人物より観客が先にオチを知ってしまう)ということもありません。

「ある神父による事件」を調査取材していく中で記者たちと一緒に考え、そして次第に明らかになる「ある神父による事件」どころの騒ぎじゃない、恐ろしいに次ぐ恐ろしい真相を記者たちと一緒に明らかにしていく(なっていく)、まるである意味でPOVを観ているかのような面白さがあります。

信じられないような出来事をあきらかになっていくと記者たちも「クソ!なんてことだ」的なセリフを言いますが、観ている僕も「うわ、クソだな、なんてことだ」と言いそうになるくらい、「衝撃的な」新事実の明らかにさせ方が上手い。

エンドロールに入る直前の、あの文字の羅列も衝撃的ですね。いかに今回の事件が悲惨だったか、というよりは「ある神父」で留まらないのかが実感できる終わり方です。


②役者陣のすばらしさ

予告編でレイチェル・マクアダムスが「私たちのチームは決してあきらめない」と言ってますが、本当にこのチームはすごい。実話よりも多少かそれ以上かは美化・脚色しているところは当然あるでしょうけど、本当に人間味と調査能力両方に長けていて感情移入がしやすかったなーと。

面白い脚本+キャストたちの素晴らしい熱のこもった演技は必見です。

マイケル・キートンは昨年の『バードマン』に続き、すっかりカムバックを果たした印象。豊富な経験に裏付けされた調査能力やマネジメント力、そしてちょっとやそっとの脅しやハッタリ、ごまかしは通用しないどっしり感。こんなリーダーの下で働いてみたいものですね。

マーク・ラファロレイチェル・マクアダムスもアカデミー賞ノミネートも納得。特にマーク・ラファロ扮するマイクは上述の人間味と能力ともに兼ね備えて本当に魅力的な記者ですね。終盤思わずロジーリーダーに怒りをぶちまけるシーンがありますが、あそこは本当にそうだ!と思ったし、ロジーの言わんとすることもわかる、いやむしろ正しいんだろうけどさー的な。

リーヴ・シュレイバーの局長も静かながらその低音ボイスとゆるぎない信念を感じられる威厳あるキャラクターだったし、ベン部長やマット(子供たちが心配だー)も本当にこのチーム・上司だったからこそ成し遂げられたという感じがしますね。


―私たちの日常生活にもスポットライトが当たる―

さて、最後に。この映画の素晴らしいメッセージ性としては単なる一事件を通したジャーナリズムの貢献物語にとどまらないことだと思いました。

僕たちの生活、そんなに大それたことじゃなくても、気付こうと思えば気付けたのに動かなかった、「守るため」と思って臭いものにふたをしてきたけど、それは本当に「守るため=愛情」になるのだろうか、そんなことを観終わった後に考えました。

僕の会社でもね、どう考えても悪しき慣習だよなーとかパワハラとかそこまではいかなくても近いレベルの話って結構埋もれていると思うし、それを見て見ぬふりをしたりごまかし取り繕いながら出世していくというのは本当にどうなんだろうと思っちゃいましたね(余談)

って最後はわきにそれましたが(笑)、「スポットライト」というのは決して今回のカトリック教会云々だけの話じゃなくて、僕たちも気付くべきところに気づいて行動に移す、賛成や同意を示すだけじゃなくて行動をとるそんなことが新聞記者じゃなくてもできる日常なのではないかなとか思った1日でした。

備忘録(4月に観た旧作映画)

GWはいかがお過ごしでしょう?

僕は本日(5月1日)友人と競馬に行きまして、天皇賞春!で勝負してきましたが…

まさかの13番人気が2着に潜り込むという波乱の結果に(笑)

幸い1着馬のキタサンブラック(馬主はなんとあの北島三郎!)の単勝は買っていたので多少のリターンはありましたが、馬連・三連複はその2着馬の激走であえなく撃沈という結果に(´・Д・)

まあギャンブルはパチンコも麻雀(ギャンブル?)も競艇やらも一切しない、興味がわかないのですが、競馬だけはどうも好きですねー。というよりもともと大した額を賭けていない+負けても一向に気にならないという点でもしかしたらあれこれデータから予想するのと何となく馬が好きなだけなのかもしれません。

って前置きが長くなりましたが4月に家で鑑賞した映画を紹介していこうと思います。タイトル通り備忘録的なところもありますね。


全作品ともネタバレありません。


<映画>

①マッドマックス 怒りのデスロード(2015年)

私はNetflixの愛用者なんですが、ついに昨年の私的ベストの『マッドマックス 怒りのデスロード』が配信開始されましてね。いやまあ当然ブルーレイは持っているのですけれども、せっかくなので鑑賞。

うん、やっぱり最高だ!


もう多くの方々が素晴らしすぎるレビューをブログやフィルマークスやTwitterであげていらっしゃいますので、もうレビューとかはしませんけど、やっぱりあのノンストップアクションと、素晴らしすぎるヒーロー物語と人間ドラマ(むしろアクションで語る!)は何度観ても色褪せないもんですね。


②グランド・イリュージョン(2013年)

今年9月に続編公開予定の第1作目です。超一流マジシャンたちが集結して大規模な犯罪を仕掛けていくエンタメ色が濃い映画です。

一応映画館で鑑賞済ですがもう2年くらいたってよく覚えていないのとやっぱりNetflixにいつの間に配信されていたので鑑賞。うん、前も思ったけどちょっと黒幕のネタ晴らしが雑な気が。本作で一貫して用いられる「ミス・ディレクション」なんだろうけど、いやいやはそうですか、って感じだなー。役者陣はみんな魅力的でテンポも良いので暇つぶしにはもってこいなんですけどね、本格ミステリものには及ばない程度のサスペンスだし、かといってアクションやファンタジーに振り切っているわけでもないので、ちと中途半端に面白い程度の作品って印象かな。

9月公開予定の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』特報


続編も一応映画館へ行くつもり。ダニエル・ラドクリフが良い感じの敵役っぽいので楽しみです。


③タイム(2011年)

『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督の2011年公開作。時間=通貨=余命となっている近未来のお話で、富裕層は余命100年とかいう「通貨」を持っているし、スラム街の人らはいつも余命23時間なんていう恐ろしい世界です。

アメリカでもコケてしまい日本でも全然ヒットしなかった本作ですが、僕は結構好きです。

いや確かに設定がおもしろいわりにその細かいルールや基準が雑だし、主人公や周りの人物は(敵味方ともに)馬鹿揃いだし、壮大なSFっぽい感じながら戦う相手や主人公たちの行動がまあ小物で小さい(苦笑)。

でもやっぱりこういう「設定」を思いついただけでもね、僕みたいな妄想好きにはたまらないんですよ。同様にあんまりレビューサイトとか見ても評判が芳しくない『マイノリティ・リポート』なんかも大好物ですし。

あと、この映画のおかっぱアマンダ・セイフライドのエロ可愛さは異常だ!これだけで+25点くらいです、はい。

ただまあ、各方面で指摘されているように、あのオチはさすがに不満が残るというか、いやいやそんなしょぼい結末でいいの?あんなに命がけでお前ら頑張ったやんけ?とは思いますけどね。DVD買おうとは思わないですが、配信サイトで暇つぶしに観るには最適というくらいには面白いです。色々観終わったとに妄想や想像が捗るし。



とまあ、4月に観た旧作映画をざっと紹介してきました。すでに観たことあるものばかりになってしまったので、5月はGWも活用してまだ観てない作品をじゃんじゃん観るようにしたいです。

でも昨日シビルウォーを観てまたアントマン観たくなってきた…いっそのことブルーレイ買おうかな…


以上4月の旧作映画メモでした!

シビルウォー/キャプテン・アメリカ(核心ネタバレなし)

シビルウォー/キャプテン・アメリカ(原題 Captain America:Civill War
日本公開日:2016年4月29日
監督:アンソニー&ジョールッソ
出演:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、ダニエル・ブリュールなど


特報




好み度:85点


感想:アベンジャーズ本気の殴り合い!魅力的すぎる新キャラ達!


待ちに待ったゴールデンウィークですねえ!今年のゴールデンウイークは魅力的な作品がずらり。中でも本作は4月のトリを飾るべく登場し多くの映画ファンやマーベルファンがゴールデンウィーク、てゆーかシビルウォーはまだか!と首をながーくして待ちわびていたことでしょう。


僕もまたその一人。もう4月が仕事忙しすぎて「俺は死を恐れない、なぜならもう死んでいるから」状態でしたわ(レヴェナント:蘇えりし者まだ見られてないよう)


そんなわけで忙しい日常から束の間の3連休という水を得ましたので私は魚のごとく遊びに行っているわけで、連休中日の4月30日、109シネマズ名古屋のIMAXスクリーンで鑑賞してきましたよ!


―あらすじとか―
ウルトロン事件のあと、新メンバーでの活動を行っていたアベンジャーズだったが、ラオスで武装集団の討伐中にスカーレットウィッチの能力が強すぎたこともあって一般市民11人が死亡する事態に。例の「ソコヴィア」以降、世界中である意味「破壊行為」をしまくっている彼らの管理統制を求める声が高まってきており、ついに国連の管理下でのみ活動する条約に同意するよう国務長官から通達される。自らの信念から条約に賛成するトニー・スターク(アイアンマン)と反対するキャプテン・アメリカ(スティーヴ・ロジャース)。やがてその溝は深まっていき…


上記あらすじでもなんとなくわかるように、基本的にはこの映画も『アイアンマン』(2008年)から始まる「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品であり、実にMCU13作目、フェイズ3という段階まできているため、MCUが今作が初めてという人には非常にハードルというか敷居が高いです。

理想は13作全部鑑賞済であることですが、さすがにそれはハードルが高いと思うので、本作に興味がある、友人や恋人に誘われているけど観たことがないから急いで予習しなきゃ!的な人はまず下記4作は観たほうが良いです。

(1)キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)記念すべきキャップ1作目。キャプテン・アメリカの誕生
(2)アベンジャーズ(2012年) アイアンマンらアベンジャーズ集結
(3)キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年)キャップ2作目。ウィンター・ソルジャーは本作でも重要人物
(4)アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)時系列的に本作の1作前。


どうしてもさらに時間がないときは(3)と(4)だけでも。この2つ観とかないとストーリーも人物もまるでわからず辛いと思います。

他にもできれば本作でも重要人物である『アイアンマン』三部作と『アントマン』は観ておきたいところ。観なくても話はついていけると思いますが、単純にこの2ヒーロ映画を観ておくとテンション上がるシーンがありまくりなこと請け合い。

―ぱやし的好きポイント―

①新しいスパイダーマン最高だぜ!!


予告編でもちらりと最後に登場する新スパイダーマン。演じるのはイギリス俳優のトム・ホランド(なんとまだ19歳!)。個人的にはスパイダーマンシリーズはサム・ライミ三部作もアメスパもどちらも好きで5作とも映画館に行きましたが、今回の新スパイダーマンもかなーり魅力的!!!

まずトム・ホランド君は正直全然知らない俳優さんでしたが、個人的にトビー・マグワイアに匹敵、いや下手したらそれ以上にピーター・パーカー/スパイダーマンとしてはまり役でないかと感じました。

あまり喋りすぎると「ネタバレだ、黙ってろ」と怒られそうですが、もうねキャラもアクションもキレッキレでニコニコしちゃうんですよ、この新スパイダーマン。スパイダーマンというよりはスパイディって感じかな。おかえりスパイディ!

とにかく来年公開予定の『スパイダーマン ホームカミング』が間違いなく楽しみになりましたよ。いやー楽しみだ!!!


②俺のアントマンが帰ってきたぜ!

僕は原作は一作も知らないのですが、映画だけ観てる限り、マーベルヒーローだとアントマンが1番好きなんですよ。去年夏までは圧倒的にキャップ推しだったんですがね、秋で一気にアントマンのファンになりましたねー。

今作でもなんとなーくゆるそうなコミカルなアントマンぶりは健在!健在どころか予想以上に大活躍!!!そしてアントマンがどうしてキャップサイドにつくの?という疑問点。これもしっかり、しかしさりげなく劇中でわかるんですよね。こういうさらりとしかし確実に伏線を回収する当たりこのシリーズの上手なところだなあといつもいつも思います。


③「シビルウォー」の場面は間違いなく必見!

今作は予告でもあるようにアベンジャーズが真っ二つにわかれて戦うわけです。

公式:一目でわかる相関図
http://marvel.disney.co.jp/movie/civilwar/news/20160426_01.html

この全員集結した戦闘シーンが劇中当然ながらあるわけですが、もうこのシーンは各キャラクターの特技・特性をアクションシーン満載てんこ盛りなんですよ。

スパイダーマンがご存じ、糸を駆使しして戦うのに対し、キャップが意外な、でも確かにそうだよなって方法で反撃したり、ファルコンがスパイダーマンに対してあれをぶつけたり、スカレートウィッチとヴィジョンのチート対決だったり、ホークアイがめちゃ頑張っていたり、アントマンが小さくなってあるキャラにもぐったりあれをかましたり、もう今までMCUを追いかけてきたファンへのご褒美的な。

ジョス・ウェドン(アベンジャーズ2作の監督さん)はどちらかというとキャラの人間的な魅力だったり戦闘でも必殺技?というか特性そのものをバランスよく見せることが長けていた印象ですが、ルッソ兄弟はウィンター・ソルジャーでもわかるようにかなりアクション畑の演出ですね。

少しジェイソン・ボーンシリーズからはじまるトレンドの動き・撮り方に近い印象も受けます。僕はボーン三部作も前作ウィンター・ソルジャーも大好きなのでそういうテイストが好きならなお気に入りそうです。
※念のため補足ですがボーン三部作の監督さんは全く別人です。


その他好きなところ羅列していくと
・サム(ファルコン)とバッキ―(ウィンター・ソルジャー)のコンビ最高だぜ!
→キャップ1作目から観ていると、本作で思わずジーンとくる暖かい3人の関係性がわかるシーンがあります。

・キャプテン・アメリカとアイアンマンのバトルが泣ける
→詳しくは書けませんが、予告編でも映っているキャップとアイアンマンのバトルは予想以上に切ない理由だったりします。

・新キャラのブラックパンサーも魅力的!
→今作から登場のブラックパンサー。彼の高潔なキャラや最後の選択などいい味出してましたね。今後のアベンジャーズにどうかかわっていくのか気になります。

・エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ)は相変わらずエロ可愛い

・ヴィジョンが面白キャラになりつつある、ただのチート野郎ではなくなった

・冒頭とクライマックスのつなげ方、伏線回収がお見事

・悪役がMCU歴代で1番しょぼい(褒めてます



いやー本当にMCU追いかけてきて良かった!かなり極上のお祭り映画となってます。

正直情報量が多い2時間38分ですので、まだ整理がついていないことも多いです。もう少し整理がついて来たらまたネタバレありの記事をアップしてみるのもいいかなって思います。


最後に、これを観たあとに問いたい「条約」には賛成ですか?反対ですか?

これについて昨日からずーっと考えているのですが、この辺りも絡めてやっぱりネタバレあり記事、書きたいな!

とにかくこのお祭り映画、だまされたと思って乗っかってみてはいかがでしょうか?
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森米

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